●ストーリー
メイフラワー号の航海からアメリカへの到着、先住民との邂逅と、開拓し最初の感謝祭を開くまでの歴史の舞台にピーナッツ・ギャングが登場する。
●コメント
メイフラワー号の乗員となっているのはチャーリーブラウン、ライナス、ルーシー、サリー、Pパティ、マーシー、ピッグペン、シュローダー、スヌーピー、ウッドストック。シュローダーはセリフは無いもののクライマックスに一応見せ場があるが、ピッグペンはセリフどころか一切ストーリーに絡まない。
物語の前半はみんなして酔って嘔吐しまくりというすごい展開(辛い航海だったということ)。シュルツ氏のキャラとはまた違ったテイストの大人(と子供)たちが多数登場する。CB以下ギャングたちは歴史の舞台ではただの子供でしかない。
女性陣は歴史的な衣装だがなぜかCBはいつも通りのギザギザシャツである。
●音楽
エド・ボガス。
メインテーマはストリングスと若干の管楽器による「LINUS&LUCY」の3拍子アレンジ。
舞台が17世紀だけあって、当時のイギリス民謡っぽいBGMが多い。
クライマックスで、ルーシー(tp)シュローダー(hps)スヌーピー(dr)による「LINUS&LUCY」が演奏される。シュローダーがピアノではなくハープシコードを弾いているのは意外にもちゃんと時代考証されていて感心である。
そういえば73年のアニメ「チャーリーブラウンの感謝祭」のスヌーピーのコスプレ・シーンのBGMもバロック調のラッパとハープシコードによる曲だった。
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