「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」の公開直前イベントが、本日6月7日に東京・東急プラザ銀座で行われ、キャストの藤原竜也が登壇した。
本作は時効を迎えた未解決連続殺人事件の犯人を名乗る男・曾根崎を藤原が、彼を追い続ける刑事・牧村を伊藤英明が演じたサスペンス。劇中では曾根崎が過去に犯した殺人の告白本を出版し、世間に混乱を巻き起こしていく。
本日のイベント会場は、ステージ上に曾根崎のポスターやパネルを多数設置した”出版記念サイン会”仕様に。約1000人のエキストラを動員して撮影されたサイン会シーンを再現したようなステージを見て、藤原は「なんだか懐かしいですね」とにっこり。作品の内容に関してはネタバレ事項が多いため、「これほど宣伝しにくい映画は初めて」と本音を漏らす。「スタッフから『これは言っちゃ駄目です!』って子供のようにたくさん言われるんです。早く公開を迎えて、この思いを多くの人と共感したいです」ともどかしい思いを伝えた。
現在と事件当時の1995年を行ったり来たりしながら展開していく本作。藤原は「この現象を僕は『リバース』と呼んでいるんです」と、現在出演しているテレビドラマのタイトルをさりげなく挙げる。そして「こういうこと言うとまた注意されるんですけど..」とぼやきつつ、「今週の9話もぜひ!」とドラマのPRも欠かさない。
これまで猟奇的な役や強烈なキャラクターを多くこなしてきた藤原は、本作で曾根崎という男を演じるにあたり、「こういう伏線のあるダークな役はいかようにもアプローチできる。だから新しいアプローチができればいいなと思っていました」と語る。また「僕が今まで手を付けていなかったようなキャラクターですし、いい役を与えてもらえたなと思います」とファンの期待を高めた。
最後に観客へのサプライズとして、劇中の告白本と同じ書影を使用した、本作の小説版書籍に藤原がサインして手渡すというコーナーも。自身初のサイン会だという藤原が「湊かなえさんになったつもりでがんばります」と意気込むと、司会者から「そこは曾根崎じゃないんですか!?」とツッコミが入る。本にサインし、1人ひとりの言葉に笑顔で答える藤原。自分のモノマネが得意という男性にはその場で披露するよう求め、クオリティに苦笑しながらも「(モノマネを)公認します!」と宣言して固い握手を交わす。そしてファンとの交流を終えると、藤原は「皆さんのお話を聞け、こうして深い時間を過ごせたことは貴重だと思います」と充実した表情で感想を語った。
入江悠の監督作「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」は、6月10日より全国ロードショー。
1 Reverse
2 Snowstorm
3 The philosophy of life
4 ReBirth
5 From memory
6 Usual day
7 Forward
8 Wrongdoing
9 Wild fancy
10 Snow garden
11 Days gone by
12 Back page
13 Keep calm and carry on
14 Anyone cannot put back the clock
15 There is some doubt
16 Opposite
17 By your side
18 I fancy you
19 A roadside restaurant
20 Go wrong
21 Come back to haunt
22 The other side of the leaf
23 Lapse
24 Let somebody into the secret
25 By my side
26 The future is not set
27 The truth shall set you free
28 Blizzard
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