MONOがニューアルバム「Requiem For Hell」を10月14日にリリースする。 Requiem For Hell Amazon.co.jpへ 「Requiem For Hell」はMONOの9thアルバム。サウンドプロデューサーとレコーディングエンジニアには過去にもMONO作品を手がけたスティーヴ・アルビニが起用され、録音はアメリカ・シカゴのアルビニのスタジオ、エレクトリカル・オーディオで行われた。このアルバムでバンドはストリングスを大きくフィーチャーしており、Takaakira ‘Taka’ Goto(G)はその内容をダンテ「神曲」に描かれるテーマと同じものだとしている。現在バンドのYouTube公式チャンネルではそのトレイラー映像を公開中。Takaakira ‘Taka’ Goto コメントこのアルバムは2015年に絶え間なく降り注いできたインスピレーションを曲にしたものだ。1曲、また1曲と書き終え、タイトルをつけたあとに、偶然にダンテの”神曲”を読み、自分たちがダンテと同じものにコネクトしていたんだと気づいた。生きながらにして、地獄を抜け、煉獄、そして天国へ行き、現代に戻ってくるという神曲のストーリーはまさに今回のテーマと全く同じものだった。メインカヴァーはグスタフ・ドレが描いた神曲の最後のシーンを使用した。 そしてもうひとつ偶然にも、長き僕達の友、Jeremyに(アメリカのレーベルTemporary Residenceのオーナー)初めての子どもが誕生した。 名前はElyと言い、JeremyはまだElyが母親の体内にいる時からその写真や彼女の心音を僕達に送ってくれていた。 Elyが産まれ、やがて大きくなった時に聴いてもらいたいと思い、彼女の心音をイントロに使用した「Ely’s Heartbeat」という曲をJeremyに贈った。 死と生、肉体と魂、希望と挫折、光と闇、引き継がれる人間の尊厳と誇り、新しい生命、そういったすべてを感じていただければとても嬉しい。
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