4月1日に全国公開される多部未華子主演の映画「あやしい彼女」の予告編がYouTubeにて公開され、本作の主題歌を新人ユニット・anderlust(アンダーラスト)が担当することが明らかになった。
anderlustはシンガーソングライターの越野アンナとベーシストの西塚真吾によるユニットで、ユニット名は”抑えきれない旅への衝動”を意味する「wanderlust」からwを取った造語。越野は2014年に雑誌「NYLON JAPAN」とソニーミュージックが主催するオーディション「JAM」のミュージック・パフォーマンス部門でNYLON賞を受賞した経験を持つ。越野のこの受賞をきっかけに、anderlustのデビューに向けたプロデュースを小林武史が手がけることになり、映画の主題歌に決まったミディアムロックチューン「帰り道」も小林のプロデュースのもとで制作された。彼女たちはこの「帰り道」を表題曲とするシングルで3月30日にソニー・ミュージックレコーズよりメジャーデビュー。今後、映像やアート、ファッションなどの分野におけるクリエイティビティを持つ新メンバーの加入も視野に入れながら活動を行っていくという。
予告編では「帰り道」が解禁されたほか、多部演じる大鳥節子が美空ひばり「真っ赤な太陽」を歌うシーンも。彼女は劇中で「真っ赤な太陽」に加え坂本九「見上げてごらん夜の星を」、ザ・フォーク・クルセダーズ「悲しくてやりきれない」といった往年の名曲も披露しており、これらのナンバーのアレンジは本作の劇中歌監修を担当した小林が手がけた。
「あやしい彼女」は2014年に日本公開された韓国映画「怪しい彼女」をベースにした作品。多部と倍賞美津子が同一人物を演じるコメディで、多部演じる節子の実の姿である、73歳のおばあちゃん・カツを倍賞が演じている。加えてDISH//のTAKUMIこと北村匠海がカツの孫であるバンドマン・翼役で出演。なお、anderlustの越野は翼とともに音楽の道を志す仲間役で演技にも挑戦した。キャストにはほかに要潤、小林聡美、金井克子、志賀廣太郎らが名を連ねている。
小林武史 コメント
ある意味日本人離れした幅の広い音楽性を持ったシンガーソングライター・越野アンナと、音楽に対して誠実であろうとし、同時に強い探究心を持つベーシスト・西塚真吾、という二人が”anderlust”というユニットなわけだが、彼らは音楽の趣味が似ているから、演奏していることがただ楽しいから、という理由でユニットを組んでいるのではないと思う。 彼らと話してみて思うのは、確固たるメッセージがあるわけではなく、とにかく”伝えたい”と強く思っていることだ。 “伝えたい”と思っているから、”どうやったら伝わるか”を考えて、その”伝わるものが何なのか”を探していこうとしている。彼らのデビューは、長くなるかもしれない探求のための旅の始まりなのだろう。 その旅の中で彼らは”生きていることは、捨てたものじゃない”と思えるような、景色や物語やメロディーにたくさん出会うのだろう。それが多くの人に”伝わっていく”ことを願っている。
水田伸生監督 コメント
小林武史さんと一緒に作った書き下ろしデモを聴いて、楽曲の圧倒的な魅力、アンナの透明で伸びやかな歌声に即決しました。その時に私の頭に浮かんだアイデアは「アンナの映画出演♪」..アンナは快諾してくれただけでなく、演技者としても私を魅了してくれました!
1. 帰り道
2. 風船 ep.1
3. A.I.
4. 帰り道 ~Instrumental~
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